病理検査
免疫組織化学染色
がん診断では、まず一般染色とも呼ばれるHE染色を行います。HE染色結果により組織中の細胞の良性・悪性の判定ならびにがんのタイプを判断します。HE染色で判定や鑑別が困難な場合や治療方針を決定するバイオマーカーの発現を観察するために免疫組織化学染色(IHC)が実施されます。
IHCの名称はそのプロセスで使用される抗体を表す「I」(immuno=免疫)、組織を表す「H」(Histo)、そして利用する検査技術を表す「C」(chemistry=化学)からなっています。IHCは組織切片上の抗原またはタンパクの局在を抗原-抗体反応で特定する検査です。抗原-抗体反応は、発色色素、蛍光色素、金コロイドなどで標識して可視化することができます。
IHCはDakoの最も重要な事業分野です。
pharmacoDiagnostic®
近年、科学において多くの疾患、特にがんについての理解が飛躍的に進歩しました。こうした飛躍的進歩により、複合疾患に対する標的療法が開発されるようになりました。しかし、標的療法の効果を得るには、その療法の奏功率が高い患者さまを同定することが必要です。この重要なスクリーニングのために、pharmacodiagnosticすなわちコンパニオン診断が行われます。医師の方が患者さまに対して適切な時期に行える適切な治療を見極めることを可能にするコンパニオン診断は個別化医療と言えるものです。
分子病理学
分子病理学はがんの目に見えない特質を分子レベルで解明し、正確な診断につなげます。
特殊染色
特殊染色は特定の組織成分に結合する特異的な染色です。
HE染色
HE染色は、がん診断において第一に行われる染色法で、組織の形態を観察する目的で細胞核、細胞質を染色します。
その他
フローサイトメトリー
Dakoはフローサイトメトリー用の試薬を広範に取りそろえています。Dakoの単色、2色、3色試薬は抗体と蛍光色素の組み合わせを入念に選択したもので、主なフローサイトメトリー機器に使用できます。Dakoの抗体・蛍光色素にはFITC、RPE、APC、RPE-Cy-5、Pacific Blue、Cascade Yellowに加えて新発売試薬PerCPもあります。 日本での取り扱いについてはヤマサ醤油株式診断薬部にお問い合わせ下さい。
特異的タンパク
臨床化学の分野では、Dakoは長年にわたって体液内のタンパク測定試薬の製造を行ってきました。特に、比濁法(turbidimetry)、比ろう法(nephelometry)、ELISAのために開発された試薬製品群です。試薬開発技術は抗体と抗原の迅速かつ特異的な反応を基礎としています。Dakoは比濁法試薬を総合的に網羅するとともに、特異的タンパク製品として一連の高品質ポリクローナル抗体製品を提供しています。



Japan