当社の前身であるDAKOPATTS社は、血漿蛋白の検出ならびに分析用の抗体開発と製品化のパイオニアとして1966年10月にデンマークで創業致しました。

以後、細胞・組織標本の免疫組織化学、病理組織標本を対象にした腫瘍マーカーや腫瘍関連遺伝子の検出と診断、さらには細胞性免疫と臨床免疫・感染症の分野で一貫して抗体試薬を基とした高品質製品の開発を行ってまいりました。 

臨床検査・診断技術の進歩とともに、基礎病理学・外科病理学の免疫染色分野では、製品・技術開発により検査の迅速化、簡素化及び標準化を推進し、さらには各種検査の自動化を提案し、当社独自の信頼できる革新技術の提供に努めてまいりました。

近年では、乳癌治療において、個々の疾病特性に合わせた治療法を施す、いわゆる個別化・テーラーメイド医療の重要性から、その治療法の選択ならびに奏効率に直結した免疫組織学的病理診断の検査法を開発及び確立し、今や世界的標準法として広く認められるに至りました。

今後も、より的確な病理診断と適切な治療法選択のために、高度で革新的な技術開発が当社に課せられています。個々の細胞が産生する特異蛋白、特異変異遺伝子の検出から自動解析、総合判定に至るまで、一貫性を持った信頼される製品・技術の開発を進めてまいります。

臨床免疫科学・感染症の分野では、世界中で評価の高い抗体製造技術を基に、特徴ある臨床検査項目及び技術を開発するとともに、試薬製造者及びユーザーのニーズに応じた抗体及び関連製品のOEM供給も積極的に展開しております。

当社は、免疫・分子生物学的診断に特化した専門メーカーです。がん治療における個別化・テーラーメイド医療に貢献すべく、会社ビジョン「患者ケアの最適化」をもって時代をリードし続けます。

今日では、国境を越えた医療研究・診断技術の情報交流や共有化が盛んに行われております。今後とも、医療社会に携わる皆様と共に、医療と製品技術のニーズを見極め、高品質な製品と信頼される技術サービスを提供し、医療社会の発展に貢献する所存であります。